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50歳から何ができる?生き方のリセット

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もうすぐ47歳。

仕事はこれ以上能力はのびないと思う。

と言うか、今も実感しているが衰えてゆく一方。

元々覚えが悪かったり、頭の回転が遅いと言う自覚は多少あった。

それ以上に降りかかる期待に応えるべく、時間を犠牲にして仕事に打ち込んできた。

でも、前職の会社がつぶれて4年前に再就職したこの会社で、期待通りの成果が出せない限界を感じている。

若い人も入ってきているが、明らかに自分よりも優秀な所がある。

残り15年くらいをどの様に働くか、ちゃんと考える時期に来ているようです。

今気付く、自分を見失っていた若い時の判断

自分に向いた仕事を選べなかった、何も考えずに仕事を選んだ若い頃の自分が間違いだった。

世間知らず過ぎた所もあったと思う。

自分の特性や社会の厳しさをろくに考えもせず、雑誌などに書いてある事に踊らされて、自分もビッグになれるんだと勘違いしていた。

色々な人に会ってきたけど、本当に成し遂げる人って迫力ありますもんね。

自分を見失って、社長になりたいとか、バリバリやって会社を大きくするとか、小さい会社の方が好きな事できるとか。

小さい会社の方が好きな事できるのは、まあ確かにそうちゃそうだけど。

自分が 大器晩成であることは自覚していた。(大器かどうかは知らんけど。)

でもそれって、 要領が悪いって事。

若かった時の判断が間違っているのはやむを得ない。

経験不足なんだから。

この間違いを早目に気付いて修正すればよかったけど、それに気付けなかった。

これからの人生を考える

人生逆転とまでは言わないが、半分を過ぎた仕事人生の残りをどの様に働くかは、改めて考えてみたい。

深夜まで仕事をしたり会社に泊まり込んでやり切った若手の頃があった。

転職の時はもうこんな仕事の仕方はしたくないと思っていたが、今の会社でも日付が変わる0時頃まで仕事をしている異常な状況。

課長職で管理をするが100%実務もするという異常さ。

社長が大変だと思い負担を受け入れてきたが、社長からも裏切られるような言動を浴び、僅かにつながっていたモチベーションの糸が切れてしまっている。

この歳ですが、今抱えている大きなミッションを2、3か月後に終わらせてから退職する予定です。

転職をするなら同業種?

でも限界を感じての転職だから同じ業種にいったら同じ苦労するだけ。

異業種であれば尚更新人。

しかもこの歳で。

でも、今更ですが頭使う仕事は向かないと実感している。

判断する事がだんだん苦手になってきている。

仕事のストレスに耐えられない。

日曜日の夜は気持ちのコントロールが出来ず、叫び出してしまう。

今から15年くらい仕事しなければ生きていけないが、家族を養うくらいの給料を求めればそれなりの責任が必要だし、責任のない仕事を探せば体力的にキツイ仕事しかないでしょう。

50歳に向けての蓄積

今はもうすぐ47歳の年齢ですが、先ほど書いた50歳から人生逆転を狙うには、何にせよ蓄積したものが必要です。

花が咲くには、ゼロから咲く事はありません。

本来ならば、22歳から経験した仕事の延長線上に花咲けるものがあれば良いのでしょうが、今の私はこれまでの蓄積を放棄して、そこから逃げようとしています。

逃げると言うか、限界を感じて身を引こうとしています。

あと3年で何を蓄積するか、それを考えれば何か逆転できるかが見えてくるかもしれない。

逆転とまではいかなくても、今年転職をして異業種で働けば間違いなく年収は下がる。

それの年収下落分を補填できる何かしらの技術を、お金に変える事の出来る技術を、これからの3年で身に付けたいと思います。

このサイトの様に文章を書く技術を伸ばすのか、趣味でやっているプログラミングを伸ばすのか、電子工作でIoTの技術を伸ばすのか。

47歳から50歳までの3年間年収は下がるけど、それ以降はその技術で今の年収に戻せるように、「蓄積」できる何かを考えたいと思う。

後悔先に立たず

いまさら言っても仕方ないけど、ほんと職人的な仕事についていればよかった。

元々そんな性格だったのを、これまでの仕事人生の中で何で考えなかったんだろうか。

NHKのプロフェッショナルとかを見ていると、色々な職業があって、それぞれの分野で燃えている人たちがいるんだと感じる。

若い頃の自分なんて、仕事はサラリーマンしかないくらいにしか思ってなかったし、考えてもいなかった。

でも、 職人の道を歩んだら、それはそれで毎日同じ事の繰り返しが嫌になって、管理者の仕事に憧れて転職してたかもしれないね。

せめて20代のうちに何がやりたいって確固たるものが無いと。

孔子の論語にもあるけれど「三十にして立つ」「四十にして迷わず」なんて程遠く、30歳でも40歳でも迷いまくって、情けない人生。

この年齢になったら、もう少し仕事について、人生について若い人に語れる人間になってると思ったけど、全く違いました。

老害になる前に、若くて行動力のある奴らに道を譲るのが清い引き際と今は思う。

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