作成前に抑えておくべき4項目 (2)
作成前に抑えておくべきこと
対策書作成前に抑えておくべき事は、下の4項目です。
① 客の厳しさを把握する事
② 客の製品・工程の知識を把握する事
③ ツッコミを想定する事
④ 対策は原因をつぶす事
② 客の製品・工程の知識を把握する事
これも、対策書の内容と密接に絡んでくるポイントです。
客の厳しさと絡めて考える必要があります。
客が製品の知識があまりなければ、技術的な内容はそれっぽく書いておけば内容を信頼するでしょう。
または、技術的な説明が少しくらいつじつま合わなくても、相手にはわからないかもしれません。
(その分都合よく説明を展開できます。)
しかし、技術的な内容がわからない分、管理面に関してのチェックが厳しくなることが予想されます。
また、相手は品質保証部署だけでなく、技術部署などもありますので、誰か詳しい人がいればその人に相談されるでしょう。
逆に、中途半端に知っている人がいる場合は、理屈で攻めれば相手も自分の「知ったか振り」を恥じて、余り突っ込んでこない事もあります。
①客の厳しさを把握する事 < 前のページ | 次のページ > ③ツッコミを想定する事
2019/03/06